第169号

とんでもない入居者(電気泥棒)

アーバンレポート 第169号2013年8月発行

 私共管理会社はアパートの募集業務の他に、空室のあるアパートの室内外の清掃を定期的に行なったり、満室のアパートでも巡回をすることは日常業務の一つとなっております。巡回することで、夏場によく出る室内の虫を駆除・清掃したり、共用部分の電気が切れていたり等、色々なことを発見することが出来ます。そんな中で、常識では考えられないような事件がありましたので、その事件のご紹介をさせて頂きます。

 

昨年の秋の出来事ですが、某アパート、既存入居者の部屋のエアコンスリーブから延長コードが外に出ているのを発見しました。その延長コードの先を追ってみると、その入居者の洗濯物を干すスペースを超えて、敷地境界のフェンスも飛び越え何本もの延長コードが繋げられ、外壁の周囲をグルッと回されていました。(写真1.2参照)

その延長コードの終着点を見たときには、空いた口が塞がらないくらいの衝撃を覚えました。なんと、延長コードは、その入居者とは別の給湯器用コンセントに刺さっていたのです。(写真3参照)

その場でこの入居者に注意をする為、インターホンを押しましたが残念ながら不在。電話をするも既に電話を止められており呼び出すことも叶わず。翌日に改めて訪問することにしました。

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