110号

サポート通信 110号2020年8月1日発行

今シーズン「反響の多かった設備」「重視されたところ」は?!

例年と違い、これからの空室対策をどうするか?!と考える前に、新型コロナウイルスの影響による昨年と今年の違いをまず整理したいと思います。ご承知のように自粛要請が発令され、企業では徐々にテレワークや外出自粛が強まり、社会全体で経済への影響が出始めました。賃貸Shopも来店自粛を余儀なくされ、店舗を閉鎖しての営業で大きなマイナス面もありました。
ですが、在宅期間が長かったことでネット反響数は前年を上回り、それに比例しWEB申込み利用者が増えたことはプロセスの違いはあるものの、大きなマイナスは避けられた様に思えます。

そんな今春の状況を経て、今後のコロナ第2波(考えたくありませんが)も想定し、空室対策としてどんな対策が有効かを考える必要があります。当社の営業エリアにおいて、各賃貸Shopで印象に残る傾向は以下の結果となりましたので、少しでも参考になれば幸いです。

反響の多かった設備とは
第1位:インターネット環境(元々反響は高いが在宅勤務の影響で更に
第2位:宅配ボックスの有無(ネット通販利用増の影響から)                    
第3位:室内物干し(男女共に要望あり)

室内設備で特に重視されたところは 
第1位:インターネット環境(単身・ファミリー共に)
第2位:水回り(台所・浴室・洗面)の設備、状態                 
第3位:エアコン(特に型式の古いもの)

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上記に加え、在宅期間が今後も長引くことを懸念し、借りるお部屋の上下隣人の居住者の属性を気にする方が徐々に増えてきました。また管理会社の有無やその業務範囲を確認する方も多くなり、入居中の問い合わせ対応方法や共用部分の維持管理に関する質問も増え、管理内容も部屋探しの選定基準になりつつあることを実感しております。

 

いよいよ2021年6月からは賃貸住宅管理業の事業者登録も義務化されており、管理業者として選ばれる、必要とされる管理会社を目指して気を引き締めていきたいと思っております!          

                                                                                                  記:賃貸事業部