第185号

盲導犬協会見学会を通じて

アーバンレポート 第185号2014年12月発行

今年の夏、弊社の社員教育プログラムの一つである、日本盲導犬協会神奈川訓練センター主催の盲導犬協会見学会に参加いたしました。見学会を通じて私が、実際に盲導犬を連れている方や盲導犬に触れて感じたこと学んだことをお伝えしたいと思います。

 

まず、盲導犬とは【目や耳や手足に障害がある方の生活をお手伝いする補助犬の一種で、目の見えない方、見えにくい方の生活をサポートする役割】を担っています。
補助犬の中には、この他に音が聞こえない方、聞こえにくい方をサポートする聴導犬、手足に障害のある方の生活をサポートする介助犬がいるそうです。

 

では、目の不自由な方が外出等をするためのサポートの仕方にはどのような方法があるでしょうか?私が今まで実際に見かけたことがあるのは、先端が赤くなっている白い杖(白杖)を使用している方、目の不自由な方と他の方が寄り添って歩いている姿です。実は、私は今回の見学会で初めて盲導犬を連れている方(ユーザーさん)にお会いしました。お会いして一番に感じたことは、盲導犬はとてもおとなしい、でもユーザーさんのそばを離れないでしっかり守っているような印象を抱きました。実際にそのユーザーさんと盲導犬は長い付き合いとのことでしたが、お互いの信頼関係が空気感からも伝わってくるようでした。

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