退去の際に必要になる手続きについて

2023年02月10日

「引っ越し前に注意しておけばよかった……」。こんな後悔が残らないよう、引っ越し前から注意しておきたいポイントを解説します。

〇 電気・水道・ガスの解約手続き

退去する家の電気・水道・ガスの解約手続きをしていない場合、住んでいない家の料金を支払うことになりますので引っ越しの1カ月~1週間前までに解約の手続きを済ませておきましょう。
解約時に立ち合いが必要な場合もあるため、遅くとも引っ越しの3日前までに済ませておくと安心です。
次の情報を伝える必要があるため、領収書や検針票を用意してください。
・住所 ・氏名 ・お客様番号 ・退去日 ・お客様番号 ・引っ越し先の住所 ・支払い方法

 

※ 電気の契約につきましては、引っ越しの日ではなく必ず退室立会日まで契約を残してください。ブレーカーも切らないようにお願いいたします。

※ 入居してから電気のアンペア数の変更をされた方は、元に戻していただくようお願いいたします。

〇 郵便の住所変更

引っ越し後に前の住所に届いた郵便物を新しい住所に転送するための手続きを行います。必要書類を持って郵便局の窓口に行き、新居への郵便物の転送を希望することを伝えると、転居届の用紙をもらえます。必要事項に記入して受理されれば手続き終了です。

【郵便の転送手続きに必要な書類】 ・ 旧住所が記載されている証明書  ・ 本人確認書類 (引っ越し前後が多忙で郵便局の窓口に行くことが難しい場合は、日本郵便のホームページ「e転居」で手続きも可能です。)

〇 粗大ゴミの収集依頼

粗大ゴミの収集には予約が必要になります。なるべく安くおさえるなら、自治体で行っている粗大ゴミ回収がおすすめです。特に繁忙期となる3~4月に引っ越しする場合は早めに申し込みをお願いします。粗大ゴミの収集が間に合わなかったら、新居に不用品を持っていくことになってしまうため注意してください。

〇 CS放送やケーブルテレビの手続き

工事や機器回収が必要なケースもありますし、ケーブルテレビの方は引越し先で使えないケースもあります。まずは今利用している会社に引越しする旨を伝えましょう。

〇 インターネットの解約手続き

賃貸物件の場合、自分で引いたインターネット回線は、基本的に撤去しなければなりません。撤去工事は、契約しているインターネット会社が作業を行いますが、その作業には立ち会いが必要です。また回線撤去工事は予約制となっているため、引越しが盛んな時期は1か月先まで予約が埋まっていることもあります。 退室立会日までに撤去が間に合わない場合には費用が発生することもございます、早めの連絡と工事の予約をお願いいたします。

〇 メール便、定期購入品、定期購読雑誌等の住所変更

退去の際に忘れやすいのがこの手続きです。新入居者様から「前の入居者宛ての荷物が届いた」との連絡をいただくことも多いです。手続き方法に関しましてはそれぞれお申し込みいただいているサービスによって違います。お調べいただき、変更・停止等をしていただけますようお願いいたします。

 

引越しはやることがたくさんあります。順序立てて行えば、費用を抑え、効率的に作業を進められます。引越しが決まったらまずは当日までの計画を立ててみてください。
当日に慌てて作業をしたり、必要な手続きを忘れたりしないようお願いいたします。