2021年09月08日
不動産の価格 についてのお話です!
皆さんがご所有されている不動産価格は、いつ、誰に聞いた内容でしょうか?
不動産は6つの価格が存在するといわれており、これを「一物六価」と呼びます。
6つの価格の内訳は、実勢価格、公示価格、基準値価格、路線価、固定資産税評価額、鑑定評価額です。このうち実勢価格・鑑定評価額以外の4つは、国や公的機関が発表する公的価格となります。(一物四価)
現在、私には平均で月に約10件前後の不動産査定依頼が入って来ます。
地域や立地・規模により異なりますが、個人が購入するには大き過ぎる土地については、大体の方が「こんなに低いとは思わなかった」と口にします。
それは思っていた価格が、不動産の専門家によるものでなく、金融機関、税理士やその他取り巻きの方からのヒアリングによるものであるからです。
その原因は、物件の特性や公法規制を考慮せずに、無責任な価格を伝えているからに他有りません。昨今、自然災害等により法令や条例が強化されていますが、それを反映していないことに因ります。(いざ相続が発生して売却したが、相続税評価よりも低かったという事例も少なくありません)
特に横浜市、川崎市においては、宅地造成等規制法、開発行為に伴う調整条例、特定都市河川浸水被害対策法、土砂災害警戒区域、文化財保護法、水防法に基づくハザードマップなど、土地利用にあたり様々な障害があります。
これらの法律の趣旨や運用を知っている不動産の専門家が査定を行う事で適正な実勢価格が掴めることとなります。物件の問題点を掌握し、事前に解決する事が出来ていれば、将来の対策についてリスクの少ない対策が見込めます。
不動産の査定(実勢価格)は無料で行っております。(不動産の専門家=不動産コンサルティングマスターが実施します)
お気軽にご相談下さい!
コンサルティング事業部 資産管理担当:山田賢介
◆不動産コンサルティングマスター
◆2級建築士
◆相続支援コンサルタント保有