ガスコンロの不具合のお話

2021年11月01日

「食事の支度をしようと思ったのに火がつかない!ガス料金払っているのに!」

いざ使おうと思ったときに、ガスコンロの火がつかないと焦ってしまいますよね。

今回はそんなトラブルが起きた時の対処法をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

◎まず最初に確認する点


★ガスの元栓は開いているか?
ご自身では触っていなくても、ご家族が元栓を閉めていた可能性もあります。まずは、ガスの元栓が開いているかを確認しましょう。

 

★2~3口あるガスコンロのうち、1つつかないのか?全てつかないのか?
全てがつかない場合は、電池切れやガスメーターでのガス遮断の場合があります。他はつくけど、片方はつかないという場合、部品に問題があるかもしれません。

◎片方のコンロだけつかない場合に確認する点

★コンロの点火部品周りに汚れや水濡れはないか

コンロの部品が汚れていたり燃えカスが詰まっていると、ガスコンロの安全装置が作動して火がつかない可能性があります。定期的にガスコンロの部品を掃除しましょう。

ガスコンロのバーナーキャップや五徳を外して、柔らかい布や使い古しの歯ブラシなどで汚れやコゲ、燃えカスなどを取り除きましょう。
頑固な油汚れは、水で薄めた中性洗剤や重曹を使うのもおすすめです。
水ぶき後は水分を残さないように、ていねいに拭き取りましょう。 
点火部分が水で濡れている場合も、安全装置の作動で火がつかないことがあります。

 

 

★バーナーキャップがずれていないか

ガスコンロの真ん中に設置されている部品がバーナーキャップです。
これがずれているとうまく火がつかないことがあります。

◎すべてのコンロがつかない場合に確認する点

★ほかのガス機器は使用できるか

ご自宅に設置されているほかのガス機器(暖房・給湯など)はご使用できますか?ガスのガスメーターには、ガスを安心してお使いいただくための安心機能がついています。すべてのガス機器が使えない状態の場合、ガスメーターが何らかの理由でご自宅へのガスの供給を遮断している可能性があります。


★チャイルドロックがかかっていないか

気付かないうちにチャイルドロックをオンにしているかもしれません。ロックが解除されているか確認してみてください

★点火時に火花が出ているか、電池は古くないか

乾電池を使用するタイプのガスコンロはスイッチを押したときに、乾電池で火花を起こしてガスに着火します。点火スイッチを押しても火花が出ない場合、点火用の乾電池が消耗してしまっている可能性があります。電池を交換し、プラスマイナスの入れ間違いがないかなども確認しましょう。乾電池の寿命は1年程度なので、しばらく電池を変えていないならチェックしておきたい部分です。


★ガスコンロにエラーコードが出ていないか

ガスコンロ自体の故障の場合、エラーコードが表示される機種もあります。取扱説明書を確認してみましょう。


★ガスメーターの安全装置が作動している場合

ガスの使用に異常の疑いがあったり、震度5程度以上の揺れを感知したときには、安全のためにガスメーターが作動し、自動的にガスを止めます。すべてのガス機器を止め、ガスメーターの復帰ボタンを押せば、異常がない場合、以前同様にガスが使えるようになります。

◎より詳しい復旧作業の方法は、以下のリンク先をご参照ください。
           
・都市ガス編

 マイコンメーターの復帰方法 〈都市ガス〉 | ガスご利用の皆様 | 日本ガスメーター工業会 (jgia.gr.jp)

・LPガス編
 マイコンメーターの復帰方法 〈LPガス〉 | ガスご利用の皆様 | 日本ガスメーター工業会 (jgia.gr.jp)

 

※ ガスコンロの故障でしたら、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
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